iDeCo

iDeCoって?NISAと何が違う?初心者向けに徹底説明!

めぇちゃん

こんにちは!めぇちゃんです!

みなさんは「iDeCo」という言葉を聞いたことがありますか?

新人サラリーマン
新人サラリーマン

聞いたことがあるよ!

老後のために資産形成していく制度だよね!

めぇちゃん
めぇちゃん

そうだね!

制度としてはその理解で正しいよ!

では、この「iDeCo」についてこんな疑問を持ったことはありませんか?

  • 同じような資産運用に「NISA」もあるけど、NISAとiDeCoはどう違うの?
  • NISAとiDeCo、始めるならどっちがいいとかあるのかな?
  • 新社会人だけど、私もすぐに始めた方がいいの?

どちらも自分で資産運用して将来に備える、という点で共通している

「NISA」と「iDeCo」

名前もアルファベットで似ていて、どこがどう違うのか少し分かりくいですよね。

かくいう私も、つい最近まで

「どっちも同じような制度なんじゃないの?」

くらいの理解でした。(笑)

そこで!そんな方々のために今回は!

前回のNISAに続き、「iDeCo」について解説していきたいと思います!

この記事を読むことで分かること
  • iDeCoの制度について理解できる。
  • NISAとiDeCoの違いを理解できる。
  • どちらを(もしくはどちらも)使っていくか、自分で考えて判断できるようになる。

iDeCoって?

iDeCoとは

iDeCoとは

「 individual-type Defined Contribution pension plan」

の頭文字を取って「iDeCo」、

日本語では「個人型確定拠出年金」といいます。

新人サラリーマン
新人サラリーマン

かくていきょしゅつねんきん、、、

NISAと同じでまた漢字ばかりだよ~

めぇちゃん
めぇちゃん

またまた名前はややこしそうだよね!

NISAとはまた違って、こっちは

自分で資産運用する自分年金

って感じだよ!

同じように自分で投資商品を運用する制度として「NISA」があります。

どちらも似ていて混同しがちですが、大前提として、

  • NISA:税制優遇された資産運用の制度
  • iDeCo:資産運用で将来の年金を作る制度

という大きな違いがあります。

めぇちゃん
めぇちゃん

「NISA」は単純に資産運用制度だけど、

「iDeCo」は年金の制度だよ!!

そのため、同じ資産運用をするといっても

特徴が大きく異なるよ!

新人サラリーマン
新人サラリーマン

iDeCoって年金の制度だったのか!

でもさ、そうなると一般的に65歳からもらえる年金とは

どう違うの?

「年金」というと多くの方は、

65歳からもらえる老齢年金を思い浮かべると思います。

しかし年金には、

  • 皆が加入する「公的年金」
  • 自主的に加入する「私的年金」

の2種類に分類されます。iDeCoはこの私的年金に当たります。

それではまず、この私的年金について簡単に説明します。

私的年金とは

私的年金とは、

「公的年金を補うことを目的として、個人や企業が任意で加入する年金です。

私的年金にもいくつかの種類があり、

そのうちの一つがiDeCoを含めた「確定拠出年金」というものです。

私的年金の種類
  • 確定給付年金
  • 確定拠出年金
  • 厚生年金基金
  • 国民年金基金
  • 付加年金
  • 中小企業退職金共済
  • 小規模企業共済  などなど
めぇちゃん
めぇちゃん

公的年金も含めた年金制度は

かなり重要な社会制度なので、

これはまた別で解説するね!

確定拠出年金とは

先ほどのお話の通り、確定拠出年金とは私的年金の一つです。

具体的には、加入者が一定の掛金を拠出して、

その運用成果によって将来受け取る年金額が変わるタイプの年金です。

企業がお金を出すか、個人でお金を出すかによって

  • 企業型(DC)
  • 個人型(iDeCo)

があります。

めぇちゃん
めぇちゃん

要するに、将来の年金額を

自分で運用して増やしていくタイプの年金だよ!

それの個人でお金を出すタイプが「iDeCo」だね!

具体的なiDeCoの内容

それではここからはiDeCoの具体的な内制度について見ていきましょう!

基本情報

まずは基本情報です!

加入対象者国民年金を払っている20歳以上65歳未満のすべての人
掛金額5000円から1000円単位で設定
運用期間原則65歳まで
対象商品各金融機関が選定した投資信託、定期預金、保険など
手数料口座の開設、維持に別途手数料がかかる

iDeCoのメリット3つ

次にiDeCoのメリット、デメリットを説明します。

まずメリットは以下の3つです!

メリット
  • 掛金が全額所得控除!
  • 運用益が非課税!
  • 受取時にお得な控除が適応される!

掛金が全額所得控除となる!

iDeCoに拠出した掛け金は小規模企業共済等掛金控除の対象となり、

全額所得控除されます

そのため、拠出した金額が多ければ多いほど、

税金が安くなり、節税になります。

運用益が非課税!

NISAと同様、運用で得た利益(運用益)は全て非課税です

またNISAのように非課税保有額に限度額はありません。

ただし、毎月の拠出額には限度額があり、会社員、自営業などによって異なります。

めぇちゃん
めぇちゃん

具体的な数字は少しややこしいから、

iDeCo公式サイトを参照するのが一番いいよ!

受取時にお得な控除が適応される!

積み立てた資産を受け取るとき、受取り方を一時金か年金か選択でき、

  • 一時金の場合:退職所得控除(※1)
  • 年金の場合 :公的年金等控除(※2)

という所得控除を受けることができます。

控除額の計算は以下の通り

※1 退職所得控除
積み立て年数退職所得控除額
20年以下40万円×積み立て年数
20年以上800万円+70万円×(積み立て年数-20)
※2 公的年金等控除
受取年齢公的年金等の収入金額公的年金等控除額
65歳未満130万円以下60万円
130万円超 410万円以下収入金額×25%+275,000
410万円超 770万円以下収入金額×15%+685,000
770万円超 1000万円以下収入金額×5%+1455,000
1000万円超1,955,000
65歳以上330万円以下110万円
330万円超 410万円以下収入金額×25%+275,000
410万円超 770万円以下収入金額×15%+685,000
770万円超 1000万円以下収入金額×5%+1455,000
1000万円超1,955,000

※収入金額は公的年金などとの合算

めぇちゃん
めぇちゃん

どちらの場合でも、給与で受け取った場合の所得税よりも

税負担が軽減されるんだ!

iDeCoのデメリット3つ

メリットがあるということはデメリットもあります。

デメリットは以下の3つです。順番に説明します。

デメリット
  • 60歳まで引き出すことができない
  • 10年ルール
  • 優遇税制はあるものの、受取時に課税される

60歳まで引き出すことができない

iDeCoに拠出したお金は、原則60歳まで引き出すことができません

めぇちゃん
めぇちゃん

NISAと違って、自由に引き出せないから、

その点は注意が必要だね!

10年ルール

先ほど、iDeCoを一時金で受け取るときに

適応されると説明した退職所得控除ですが、

  • iDeCoで積み立てた資産
  • 会社からの退職金

両方に退職所得控除を適応するためには、

iDeCoを一時金で受け取り、

10年以上たった後に退職金を受け取らなければいけません。

めぇちゃん
めぇちゃん

以前までは5年以上でよかったんだけど、

2026年1月から10年以上空けないと

両方に適応できなくなったよ!

また順番も大事で、先にiDeCoを受け取らないとだめだよ!

そのため、仮にiDeCoを60歳で一時金で受け取った場合、

それぞれに退職所得控除を適応するには、

退職金を70歳以降で受け取る必要があります。

新人サラリーマン
新人サラリーマン

退職金を70歳で受け取れる会社は

なかなかないよね。

現状、退職所得控除を2回適応することは

かなり厳しそうだね…。

優遇税制はあるものの、受取時に課税される

税制優遇はあるものの、上記の通り、

受け取り時に退職所得もしくは雑所得のどちらかとして課税されます

めぇちゃん
めぇちゃん

あくまで積立時、運用時に非課税なだけで、

受け取り時は課税されるよ!

ここもよく勘違いされがちだから注意してね!

具体的な口座開設、控除の手続き方法

ここまで具体的な内容、メリット・デメリットを見てきました。

ここから具体的な口座開設~所得控除の手続きの流れも説明します!

金融機関でiDeCo口座を開設

NISAと同様に、iDeCoも口座を開設する必要があります。

運用する金融機関(証券口座、銀行等)を選んで、

必要書類を準備して口座を開設します。

めぇちゃん
めぇちゃん

ここで1点注意!

NISA口座と違って、iDeCo口座は

口座の開設、維持に手数料がかかります!

またおすすめは、NISAと変わらず

楽天証券SBI証券だよ!

手数料などの観点からかな!

iDeCo口座で商品の購入・運用

口座を開設したら、好きな商品を購入して運用開始!

めぇちゃん
めぇちゃん

iDeCoはNISA以上に

金融機関によって取扱商品が大きく異なるよ!

その点も含めてどこで開設するかは考えてね!

あとiDeCoはNISAと違って、

基本的に銀行口座から自動で引き落とされます!

iDeCo口座にお金を入れて、

商品を買うわけではないから気を付けてね!

年末調整で所得控除の手続きを行う

上で説明した通り、iDeCoの掛け金は全額所得控除できます。

所得控除を受けるには年末調整で手続き、もしくは確定申告が必要です!

めぇちゃん
めぇちゃん

口座を開設している金融機関から、

小規模企業共済等掛金払込証明書」

というものが届くと思う!

年末調整ならそれを勤務先に提出すればOK!

もし忘れてしまっても、翌年、確定申告すれば

所得控除できるから安心してね!

NISA、iDeCo、新社会人ならどちらから始めるべき?

ここまでiDeCoについて説明してきました。

新人サラリーマン
新人サラリーマン

iDeCoもすごい優遇制度なんだね!

でもさ、NISAもあるし、どっちを先に始めればいい?

新社会人の僕らもすぐiDeCoも始めた方がいい?

めぇちゃん
めぇちゃん

そこは気になるところだよね。

じゃあ新社会人ならどちらを始める方がいいのか、

僕なりの考えを最後にお話しするね!

※あくまで一個人の意見です。投資を推奨するものではありません。

結論:NISAから始める

ここまでiDeCoについて説明してきましたが、もし私が新社会人なら

NISAから始めます。

理由を説明します。

理由①:収入が低いうちは節税メリットがあまりないから

一つ目の理由は「収入が低いうちは節税のメリットがあまりないから」です。

先ほどからお話している通り、iDeCoはNISAと違い、

積み立てるだけで所得控除になるため、節税になります。

しかし、あくまで所得控除であって、税額控除ではありません。

そのため、実際に減る税金は

控除額 × 税率 分です。

収入が低いときは税率も低いので、返ってくる税金も少なく、

節税のメリットがあまり大きいとは言えません。

理由②:流動性リスクが高い(60歳まで引き出せない)から

2つ目の理由は「流動性リスクが高い(60歳まで引き出せない)から」です。

iDeCoの場合は積み立てたお金は老後(60歳以降)まで引き出せないため、

完全に「今あるお金を未来に送る」形になります。

それならば、いざという時に自由に引き出せる

NISAをまず始める方が自由度は高いと思います。

めぇちゃん
めぇちゃん

特に子育て等でお金がかかる30代、40代で、

いざというとき引き出せないのは、

個人的には少し使い勝手が悪いかな…。

年金だから仕方がないんだけどね!

理由③:最もお得に受け取る方法が難しいから

3つ目は「節税効果を最大限発揮できる受け取り方の判断が難しいから」です。

先ほどの10年ルールも含めて、

iDeCoは出口戦略(受け取り時どうするか)がめちゃくちゃ難しいです

実際、拠出時は非課税ですが、受取時は課税されるため、

節税効果を最も発揮するにはこの「受け取りをどうするか」が一番大事です。

ただ、これについては

  • 年収
  • 始める年齢
  • 拠出額

などによって大きく異なるので、最適解も人によって異なります。

そのため最も節税メリットを受けられる受け取り方を本気で考えるならば、

税理士などの専門家に相談することも含めて検討することをおすすめします。

めぇちゃん
めぇちゃん

iDeCoは入口は入りやすく、出口が難しいので

そういう点でも新社会人にはNISAを先におすすめします!

まずNISAの枠を埋めて、それからiDeCoもあり

2024年から始まった新NISAでは非課税保有額が1800万円まで増えました。

NISAだけでこれだけの枠があるのなら、

「先にNISAの枠を埋めてからiDeCoを考える」

という考え方もありではないかな、と思っています。

もちろん考え方は人それぞれですし、早くiDeCoを始めた方が

退職所得控除額は増えるので、一概にどちらがいいとはいえません。

ただ考え方の一つとしてはこれもありかな~と考えています。

まとめ

それでは最後に本日のまとめです!

本日のまとめ
  • iDeCoとは個人型確定拠出年金のことをいいます。
  • iDeCoでは拠出額は全額所得控除されます。またNISA同様、口座内の運用益に税金はかかりません。
  • ただしiDeCoに拠出したお金は原則60歳まで引き出せません

<NISAとの税金面での違い>

NISAiDeCo
積立時特になし全額所得控除
運用中非課税非課税
受取時非課税課税あり
※ただし優遇税制有
  • 私が新社会人ならNISAから始めます。
  • まずNISA枠を埋めてからiDeCoを始めるという考え方もあり

NISA、iDeCoと似たような制度でごっちゃになりそうですが、

違いを正しく理解して、うまく活用していきましょう!

それでは、また!

ABOUT ME
めぇちゃん
めぇちゃん
会社員/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
会社員、30代男性
大学院卒業後、現在の会社にて勤務。現在、会社員歴10年以上。

30代を迎えて、社会人としてのお金や社会制度への理解の低さを感じ、ファイナンシャルプランナー(FP)資格を取得。
FPに関わる内容だけでなく、新社会人に向けて少しでも役立つ情報発信を心掛けている。
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