業務中にケガをしたらどうする?公的保険「労災保険」の基本を解説!
こんにちは!めぇちゃんです!
みなさんは仕事中にケガをしたとき、
「労災」という言葉を聞いたことがありますか?
この「労災」についても、実は公的保険の「労災保険」から補償が出ます。
しかし、なかなか馴染みがないことも多いため
- 労災保険ってどういう保険なの?
- 業務中にケガをしたらどういう補償が出るの?
- 業務中の事故などで働けなくなったらどうなるの?
など、意外と中身を知られていない方も多いと思います。
そこで!今回は社会保険の1つである、
「労災保険」について解説したいと思います!
- 労災保険の内容について理解できる。
- どういう場合に給付が受けられるか理解できる。
- 業務中の病気やケガに対する民間保険の必要有無について考えられるようになる。
労災保険について
労災保険は正式には「労働者災害補償保険」といいます。
以前、公的医療保険で少し説明した通り、
労災保険も国民の加入が義務付けられている社会保険の一つにあたります。
- 医療保険
- 介護保険
- 年金保険
- 労災保険
- 雇用保険
労災保険とは?
労災保険とは、
業務中や通勤中に被った病気やケガ、障害や死亡に対して給付を行う制度です。
業務外での病気やケガに対する健康保険とは区別されます。

業務外の病気やケガは「健康保険」
業務中の病気やケガは「労災保険」
それぞれ別物なので、
病院で受診する際も、健康保険ではなく、
労災保険を使う旨を伝えよう!
労災保険の保険料
労働者が1人以上いる会社は強制加入で、
保険料は全額事業主負担です。
ただし保険料率は業種によって異なっています。

業種によっては、
ケガをするリスクが高い業種もあるよね!
そういう業種は保険料率が高く設定してあるよ!
保険給付の対象
保険給付の対象には、業務中の事由によってケガや病気を被った業務災害と、
通勤途中で被った通勤災害があります。

通勤中の寄り道で被ったケガなどは、
原則、通勤災害とは認められないよ!
ただし、その後、通勤経路に戻った後に被った場合は
通勤災害と認められる場合もあるよ!
労災保険の主な給付内容
労災保険の主な給付内容は以下の7つがあります。
業務上の負傷や疾病から、さらに障害が残ったとき、
介護を受けるとき、死亡したときなど、
状況に応じて給付が異なります。
- 療養補償給付
- 休業補償給付
- 傷病補償年金
- 障害補償給付
- 介護補償給付
- 遺族補償給付
- 葬祭料

どういう時にもらえるかだけ、
なんとなく把握しておくと便利だよ!
業務上の負傷や疾病による給付
①療養補償給付
労災病院や労災指定病院などで無料で治療を受けることができます。
指定病院等以外で治療を受け、立替払いをした場合は療養の費用が支給されます。
また療養を必要とする再発は再び給付を受けることができます。
②休業補償給付
療養のために働くことができず、賃金がもらえない場合に受けられ、
休業4日目から、1日につき給付基礎日額の60%が支給されます。
支給期間に定めはありません。

健康保険の傷病手当金のように
連続して休まなくても、4日目からもらえるよ!
③傷病補償年金
療養を開始して、1年6か月たった後も治癒せず、
一定の傷病等級に該当する場合、
休業補償給付に代わって支給されます。

障害が残った場合、介護を受ける場合の給付
④障害補償給付
傷病が治ったものの、体に障害が残ったときに
年金(障害補償年金)や一時金(障害補償一時金)が支給されます。
⑤介護補償給付
障害補償年金や傷病補償年金を受けている人が、介護が必要になり、
実際に介護を受けているときに支給されます。
業務上の事由により死亡した場合の給付
⑥遺族補償給付
遺族補償給付には遺族補償年金と遺族補償一時金があります。
遺族補償年金
死亡した労働者によって生計を維持されていた家族に、
遺族補償年金が支給されます。
年金額は遺族の数によって異なります。
遺族補償一時金
遺族補償年金を受け取る遺族がいない場合、
遺族補償一時金が支給されます。
⑦葬祭料
業務災害(通勤災害)によって死亡した労働者の
葬祭を行うものに支給されます。
まとめ
それでは最後に本日のまとめです!
- 労災保険は社会保険の1つで、業務中や通勤中に被った病気やケガ、障害や死亡に対して給付を行う制度です。
- 主な給付内容は以下の7つがあります。
- 療養補償給付
- 休業補償給付
- 傷病補償年金
- 障害補償給付
- 介護補償給付
- 遺族補償給付
- 葬祭料
- 業務外の病気やケガに対する健康保険とは区別されるので注意しましょう。
あまり馴染みがない方も多い労災保険ですが、
健康保険以上に無料で療養が受けられたり、治療費が出ることもあります。
正しく理解して、必要な時に必要な保険で備えられるようにしましょう!
それでは!また!
