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マイホームの頭金はいくら必要?30代共働きFPが貯金しながら気づいた現実

めぇちゃん
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こんにちは!めぇちゃんです!

マイホームを意識し始めたとき、こんな疑問を持ったことはありませんか?

  • 頭金っていくら用意すればいいの?
  • フルローンでも大丈夫って聞いたけど、本当に問題ない?
  • 「貯めなきゃ」と思いつつ、何年かかるのか検討もつかない…

実はこれ、以前の私自身の悩みでした。

住宅購入を意識し始めた頃、ネットで調べると「頭金は多いほどいい」「フルローンで全然OK」と、正反対の情報が次々と出てきて、何が正解なのかまったく分からない状態になったんです。

FP資格の勉強をきっかけに住宅資金についても改めて勉強し、頭金に「絶対の正解」はないけれど、自分たちのライフプランに合った目安の出し方はあると気づきました。

今も我が家では住宅購入に向けて頭金を積み立てている最中です。

この記事では、実際に頭金を貯めながら感じたリアルな気づきを交えながら、FP2級の知識をもとに頭金の考え方をわかりやすく解説します!

この記事を読むことで分かること
  • 頭金の目安金額と正しい考え方が分かる
  • フルローンのリスクを数字で理解できる
  • 共働き夫婦がどのくらいで頭金を貯められるかシミュレーションで分かる
  • 頭金に使っていいお金・使ってはいけないお金の区別が分かる

結論|頭金の目安は「物件価格の10〜20%」+諸費用

まずは結論から!

頭金の目安は物件価格の10〜20%、それと諸費用として別途3〜7%が必要です。

例えば4,000万円の物件を購入する場合、必要な自己資金はこうなります。

項目割合の目安4,000万円の場合
頭金(10%)物件価格の10%400万円
頭金(20%)物件価格の20%800万円
諸費用物件価格の3〜7%120〜280万円
合計
(頭金10%+諸費用)
約13〜17%約520〜680万円
合計
(頭金20%+諸費用)
約23〜27%約920〜1,080万円
※諸費用には仲介手数料・登記費用・住宅ローン関連費用・火災保険などが含まれます。新築マンションは3〜5%、中古や戸建ては5〜7%が目安です。
めぇちゃん
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頭金と諸費用は別物!

諸費用も含めたトータルで計算しておきましょう!

住宅ローンに組み込めないケースも多いので要注意です。

「10〜20%」と幅があるのは、ライフプランや購入時期によって最適な金額が変わるからです。

この記事では「なぜ頭金が必要なのか」「どう考えて金額を決めるか」まで、順番に解説していきます!

そもそも頭金はなぜ必要なのか?

「頭金なしでも家は買える時代」とよく言われます。

実際、フルローン(頭金0円)でも住宅購入は可能です。

それでも頭金を準備する意味があるのは、以下の3つの理由からです。

頭金を準備するメリット
  1. 毎月の返済額・総返済額を減らせる
  2. 借入比率が下がり、金利優遇を受けやすくなる場合がある
  3. 物件価格が下落しても「売れば借金が残る」状態になりにくい

このうち、特に③が長期の家計安定において最も重要なポイントだと私は思っています。

③の意味をもう少し具体的に説明すると、住宅ローンの残債が物件の売却価格を上回る「オーバーローン」状態を防ぐということです。

転勤・離婚・リストラなど、人生では予測できない事態が起こることがあります。

そのとき「家を売りたい」と思っても、フルローンで頭金がなかったり物件価格が下落していたりすると、売却してもローンが残ってしまいます。

「頭金を入れることでいざとなったら借金なしで手放せるようにしておくこと」

これは意外と見落とされがちですが、長期にわたる住宅ローンにおいて非常に重要な視点です。

一方で①の「返済額が下がる」という点は、次のシミュレーションを見ていただくと分かるように、頭金を含めた実質総支出の差は思ったほど大きくありません。

例えば4,000万円の物件を変動金利0.8%・35年ローンで組む場合、頭金の有無によって月々の返済額はこう変わります。

頭金の額借入額月々の返済額
(目安)
総返済額
(ローンのみ)
実質総支出
(頭金+総返済額)
0円(フルローン)4,000万円約109,000円約4,587万円約4,587万円
400万円(10%)3,600万円約98,000円約4,129万円約4,529万円
800万円(20%)3,200万円約87,000円約3,670万円約4,470万円
※元利均等返済・変動金利0.8%・35年返済の試算。実際は金利変動・諸費用によって変わります。

ここで注目してほしいのが「実質総支出」の列です。

頭金を入れると「総返済額(ローンのみ)」の差は大きく見えますが、頭金として先に払った分を含めると、実際の差はそこまで大きくありません。

頭金400万円を用意した場合、実質総支出の差はフルローン比で約59万円。頭金800万円でも約117万円です。

めぇちゃん
めぇちゃん

「総返済額がこんなに下がる!」という数字は頭金を含めていないことが多いです!

実質的な差は思ったほど大きくないこともあるので、注意してください!

頭金「0円フルローン」のリスクを正しく理解する

フルローン自体がNGというわけではありません。

ただし、フルローンには正しく理解しておくべきリスクがいくつかあります。

フルローンのリスク3つ
  1. 毎月の返済額が増え、家計の余裕が減る
  2. 金利が上昇したときのダメージが大きい
  3. 物件価格の下落でオーバーローン状態になりやすい

特に③の「オーバーローン」は要注意です。

前のセクションでもお伝えした通り、頭金を入れる最大の意味は「いざとなったときに借金なしで手放せること」です。

めぇちゃん
めぇちゃん

頭金が多いほど安心感は増えますが、生活防衛資金まで使い切るのはNG!

「何のお金を頭金に使えるか」を先に整理しましょう!

また、2024年以降は金利上昇の局面が続いています。

フルローン+変動金利の組み合わせは、返済額が想定以上に増えるリスクもあることを忘れないようにしましょう。

「何年で頭金が貯まるか」より先に確認すべきこと|借りられる年数の限界

頭金を貯める前に、まず自分の年齢でいつまで住宅ローンを組めるかを確認しましょう。

住宅ローンには「完済時の年齢が80歳まで」という上限を設けている金融機関がほとんどです。

つまり、最長35年のローンを組めるのは購入時の年齢が45歳以下までということになります。

購入時の年齢借りられる最長年数月々返済額の変化
(4,000万円・0.8%の場合)
35歳35年(フル)約109,000円
40歳35年(フル)約109,000円
45歳35年(フル)約109,000円
50歳30年約124,000円
55歳25年約144,000円
※完済年齢80歳上限の場合。金融機関によって異なります。

年齢が上がると借入年数が短くなり、その分月々の返済額が上がります。

「頭金を貯めるために購入時期を先延ばしにする」作戦が、年齢によっては逆効果になるケースもあるのです。

「早めにローンを組む」方が合理的なケースとは?

例えば今45歳の方が「あと5年かけて頭金を貯めてから50歳で買う」とすると、35年で借りられたはずのローンが30年に縮まり、月々の返済額が上がってしまいます。

このような場合、頭金が少なくてもフルローンで早めに購入し、手元の貯金で繰上返済していく方が家計全体で合理的なケースもあります。

頭金貯金よりもローンを組むべきかの判断軸
  1. 45歳以下:まだ35年フルで借りられる。頭金を貯める時間的余裕がある
  2. 46〜50歳:借入年数が縮まり始める。頭金準備期間と借入年数のバランスを要検討
  3. 51歳以上:購入を急ぐかどうか、FPへの相談を強くおすすめ
めぇちゃん
めぇちゃん

「頭金をたくさん貯めてから買う」ことがベストとは限りません!

まず年齢と借入年数を確認してから計画を立てよう!

共働き夫婦が頭金を貯めるのに何年かかる?シミュレーション

目安はだいたい分かったけど、実際どのくらいで貯まるの?

共働き夫婦が4,000万円の物件を想定し、頭金600万円+諸費用200万円=合計800万円を目標に貯める場合のシミュレーションをしてみましょう。

モデルケースの前提
  • 共働き夫婦・世帯手取り約45万円
  • 生活費・固定費・投資を差し引いた余剰資金を住宅用の貯金に充当
  • 毎月5万円を積立
  • ボーナスから年2回×各20万円を住宅貯金に充当(年40万円)
年間の貯金パターン目標800万円に達するまで
月5万円のみ(年60万円)約13〜14年
月5万円+ボーナス年40万円(年100万円)約8年
月8万円+ボーナス年40万円(年136万円)約6年
※利息は考慮しない単純計算。生活防衛資金は別途確保済みの前提。
めぇちゃん
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ポイントはボーナスの活用!

毎月の積立だけだと時間がかかりすぎる場合は、ボーナスを住宅貯金に回す仕組みを作るのもおすすめです!

共働き世帯はボーナスをうまく活用することで、30代後半〜40歳前後での購入が十分に視野に入ります。

焦って「今すぐ買う」より、数年かけて頭金をしっかり準備してから購入する方が、長期的な家計の安定につながります。

頭金と生活防衛資金のバランス|崩してはいけないお金がある

頭金を貯めるときに絶対に忘れてはいけないことがあります。

それは、生活防衛資金は頭金に使ってはいけないということです。

生活防衛資金とは、病気・休職・急な出費など万が一のときに使う「手をつけない緊急予備資金」のこと。

会社員の場合は生活費の6か月分を目安に確保することをおすすめします。

めぇちゃん
めぇちゃん

気持ちは分かりますが、絶対だめです!

購入後も引越し・家具・家電など想定外の出費が続くことはよくあります。

生活防衛資金ゼロで買うと、何かあったとき本当に詰んでしまいます。

「頭金に使っていいお金」の考え方
  • ✅ 住宅購入のために目的を決めて積み立ててきた貯金
  • ✅ ボーナスの住宅用積立分
  • ❌ 生活防衛資金(絶対に手をつけてはいけない)
  • ❌ 近いうちに使う予定がある資金(車・家電の買い替えなど)

共働きのお金の全体設計については、こちらの記事も参考にしてください!

共働き夫婦のお金設計ロードマップ|貯金・保険・投資の正しい順番をFP2級が解説

また、住宅の頭金のように「数年以内に使う予定の短期資金」はNISAなどの投資に回してはいけない点も大切なポイントです。

共働き夫婦の投資額はいくらが正解?目的別に”失敗しない決め方”を解説!

我が家が実践している頭金の貯め方【4つのポイント】

ここからは、我が家が実際にやっている頭金の貯め方を紹介します!

① まず「いつまでに・いくら必要か」を夫婦で決める

まず目的と期限を最初に決めています。

目的と期限が決まると、逆算で「月いくら貯めるか」が自然と決まります。

例えば「5年後に600万円の頭金を用意したい」なら、年間120万円(月10万円)必要。

共働き夫婦なら月5万円+ボーナスで補う形でも十分に届きます。

② 住宅貯金用の口座を「生活費口座」と分けて管理する

頭金専用の口座を別に用意して、「見えないお金」にするのがポイントです。

我が家では住信SBIネット銀行の目的別口座を活用し、「住宅購入用」というラベルをつけた口座に先取り積立しています!

銀行口座はどう分ける?|お金が貯まる分け方とおすすめ構成をFPが解説

③ ボーナスの住宅貯金ルールを事前に決める

「ボーナスが入ったら何に使うか」をあらかじめ夫婦で決めておくと、毎回迷わず貯金できます。

我が家のルールは「ボーナスは住宅・車など大きな購入資金用の貯金、月々の給与はNISAで積み立て」としています。

この仕組みを作ってから、頭金の積み立てがぐっとスムーズになりました!

共働き夫婦のボーナス50万円、どう使う?FPが教える5つの優先順位

④ 固定費を見直して積立額を増やす

月の積立額を増やしたいなら、固定費の見直しが一番効果的です。

実際に私自身が実践した内容はこちら。

項目見直し前見直し後月の削減額
通信費月7,000円月5,500円▲1,500円
電気代月8,000円月4,500円▲3,500円
合計▲5,000円

月5,000円の削減でも、年間6万円、5年続けると30万円の頭金になります!

固定費の見直しはどこから?|誰でも月1万円節約できる、おすすめの固定費削減6選!

よくある質問

Q
Q. 頭金は多ければ多いほどいい?

返済額や総返済額を減らす意味では「多いほど有利」は正しいと思います。

ただし、頭金を増やすために生活防衛資金まで使い切ったり、購入時期を何十年も先延ばしにするのは本末転倒です。

「生活防衛資金を確保した上で、無理なく貯められる分を頭金にする」のが現実的なバランスです。

Q
Q. フルローンで買って、貯まったら繰上返済するのはどうですか?

別の用途として使う予定がないのであればナシではないです。

ただし、その繰上返済するつもりのお金を「投資に回すのとどちらが利回りが良くなるかを考える」のは大事なポイントだと思います。

住宅ローンの金利は数あるローンの中でも金利がかなり低い方なので、すぐに使う予定のないお金であれば、NISAなどの積み立てに回すのも一つと思います。

Q
Q. 共働きの場合、夫婦それぞれでローンを組んだ方がいいですか?

ペアローンや収入合算など選択肢はいくつかありますが、どちらがいいかはライフプランによって大きく変わります。

ただし、特に将来的に育休・時短勤務で収入が変わる可能性がある場合は、片方だけでローンを組む方が安全なケースが多いです。

住宅ローンを組む前に、FPや金融機関に必ずシミュレーションしてもらうことをおすすめします。

Q
Q. 購入する物件の価格はどう決めたらいいですか?

一般的な目安は「世帯年収の5~7倍以内」と言われています。

ただし大事なのは「毎月の返済額が手取りの25%以内に収まるかどうか」です。

返済額が重すぎると、育休・転職・想定外の出費で家計が一気に苦しくなるので注意してください。

まとめ

それでは最後に本日のまとめです!

本日のまとめ
  • 頭金の目安は物件価格の10〜20%諸費用(3〜7%)
  • 頭金のメリットは「月々の返済額が下がること」「オーバーローンリスクを下げること」。ただし実質総支出(頭金+総返済額)の差は思ったほど大きくない
  • フルローンは選択肢としてアリだが、金利上昇リスク・オーバーローンリスクを正しく理解した上で判断する
  • 住宅ローンは完済年齢80歳が上限。年齢が上がるほど借りられる年数が短くなり月々の返済が増えるため、頭金を貯めるために購入を先延ばしにしすぎないよう注意
  • 共働き夫婦はボーナスを住宅貯金に充てる仕組みを作ると積立スピードが上がる
  • 頭金を増やすために、生活防衛資金は絶対に使わないこと
  • 住宅の頭金は「数年以内に使う短期資金」→ 投資ではなく貯金で準備する

住宅購入は人生最大の買い物のひとつです。

「頭金を多く積んでおくほど将来の家計が楽になる」という事実は変わりません。

焦って購入するよりも、生活防衛資金を確保した上で、目的と期限を決めてコツコツ積み立てていく方が、長期的に安心できる住宅購入につながります。

我が家もまだまだ貯金中ですが、一緒に頑張りましょう!

それでは!また!

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ABOUT ME
めぇちゃん
めぇちゃん
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
会社員歴10年以上の30代。
30代になって「お金の知識ゼロ」だった自分に気づき、FP資格を取得。
現在は共働き家庭で、家計管理からNISAを始めとした資産形成を実践中。
新入社員〜共働き世帯に向けて、自分が回り道した経験を発信しています。
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