家計管理
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共働き夫婦のボーナスはどうしてる?取り分と使い道を決める3つのルール

めぇちゃん
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こんにちは!めぇちゃんです!

共働き世帯でボーナスが入った時、こんなことを悩んだことはありませんか?

  • ボーナスが入ったけど、何から使えばいいだろう…
  • 毎年なんとなく使ってしまっている
  • 貯金すべき?投資すべき?夫婦でどう決めたらいい?

ボーナスは金額が大きい分、「とりあえず少し使って、残りは貯金しておくか」みたいに、なんとなく扱っている方も多いのではないでしょうか。

かく言う私も、以前まではそうでした。

しかし夫婦で今後のライフプランを意識し始めた頃から、「このままじゃ頭金が全然貯まらないのでは…?」と気づきました。

それから夫婦でライフプランについて話し合い、「ボーナスは住宅や車などの購入資金用の貯金、月々の給与からはNISAで積み立て」等のルールを決めました。

共働き夫婦の場合、ボーナスは夫婦それぞれに支給されるので金額が大きく、うまく活用できればかなりの資産形成につながります。

この記事では、FP2級の知識と実体験をもとに、共働き夫婦がボーナスを賢く使うための5つの優先順位を解説します!

この記事を読むことで分かること
  • 共働き夫婦のボーナスの管理パターンが分かる
  • ボーナスで「やってはいけない使い方」が分かる
  • 共働き夫婦のボーナス活用の優先順位が分かる
  • 夫婦でボーナスの使い方を話し合うコツが分かる

そもそも共働き世帯のボーナス、どれくらいある?

まず前提として、ボーナスの実態を確認しておきます。

厚生労働省「毎月勤労統計調査」によると、2025年夏のボーナスの一人あたり平均支給額は約40万〜50万円です。 (※業種・会社規模によって大きく異なります)

共働き世帯は夫婦それぞれにボーナスが支給されるため、合計すると1回の支給で80〜100万円以上になるケースも珍しくありません。

世帯タイプ1人あたりボーナス世帯合計(目安)
片働き約40〜50万円約40〜50万円
共働きそれぞれ約40〜45万円約80〜100万円

この差は非常に大きく、使い方を間違えるとそれだけ大きな損失になります。

だからこそ、取り分の分け方や優先順位を知っておくことが大切です。

共働き夫婦のボーナスの取り分|3つの管理パターン

共働き夫婦の場合、ボーナスはそれぞれに支給されます。

そのため使い道の前に決めるべきなのが「取り分」です。

大きく分けると、次の3パターンになります。

パターン分け方向いている夫婦
①全額合算型2人分をまとめて、
そこから貯金・自由枠を配分する
目標(住宅・車など)が共通にある夫婦
②各自管理型それぞれが自分のボーナスを管理する収入差が大きい/家計を別にしている夫婦
③一部拠出型決めた割合だけ共通口座に入れ、
残りは各自で管理
共通目標もあるが、自由も残したい夫婦

①全額合算型|2人分をまとめてから配分する

夫婦それぞれのボーナスを一度合算し、そこから「貯金・投資・自由枠(お小遣い)」を配分する方法です。

どの程度貯まったかが分かりやすく、貯蓄ペースも最も高いですが、自由に使えるお金が減り、不満が貯まりやすいというデメリットがあります。

メリット
  • 1つの目標(住宅・車・教育費)に向けてお金を集めやすい
  • 収入差があっても、自由に使える枠を同じにできるので不公平感が出にくい
  • 「世帯でいくら貯まったか」が一目で分かる
デメリット
  • ボーナス額をある程度は共有することになる
  • 収入差がある場合、自由に使えるお金が減ったと感じやすい
  • 口座にまとめる場合、まとまった資金移動が必要
こんな夫婦におすすめ
  • 住宅購入など、期限のある共通の目標がある
  • お金の話を夫婦でオープンにできている

②各自管理型|それぞれが自分のボーナスを管理する

お互いのボーナスには手を出さず、それぞれが自分で管理する方法です。

各自で管理するためストレスは小さいですが、どの程度貯まったかが分かりにくく、貯蓄の進捗について密なコミュニケーションが必須になります。

メリット
  • お互いの使い道を自由に管理するので、ストレスが少ない
  • 管理がシンプルで、共働きを始めたばかりでも導入しやすい
  • 相手に収入額を細かく開示しなくていい
デメリット
  • 世帯としていくら貯まっているのかが分かりにくい
  • 「相手が貯めているだろう」とお互いが思って、世帯では貯まっていないことがある
  • 育休や転職で片方の収入が減ったとき、負担の偏りが一気に表面化する
こんな夫婦におすすめ
  • 家計そのものを別々に管理している
  • 共通の大きな目標が今のところない

③一部拠出型|決めた割合だけ共通口座に入れる

ボーナスのうち「何割を共通口座に入れるか」だけを決めて、残りは各自で管理する方法です。

貯蓄と自由に使えるお金のバランスが良いですが、ライフステージに合わせて割合を柔軟に変更しないと上手く回らなくなることがあります。

メリット
  • 世帯の貯金も、個人の自由も、どちらも確保できる
  • 割合で決めるので、支給額が増減しても同じルールで運用できる
  • 収入差があっても、割合をそろえれば負担感が近くなる
デメリット
  • 最初に「何割にするか」を話し合う手間がかかる
  • 残りの使い道は各自に任せるので、世帯全体の貯蓄ペースは①より落ちる
  • ライフステージの変化に合わせて、割合を適宜変える必要がある
こんな夫婦におすすめ
  • 共通の目標もあるが、自由に使えるお金も残したい
  • 収入差があり、同額拠出だと負担が偏ってしまう

我が家は「全額を頭金用の口座へ」

ちなみに我が家は①の合算型で、ボーナスは全額を住宅購入の頭金用の口座に入れています。

収入差があるので、月々の給料は費用ごとに分担制にし、余ったお金は各自自由に使う(NISAも含めて)ようにしています。

その代わりボーナスに関してはお互い全額貯金にして、ある程度平等に負担するようにしています。

詳しくは下記の記事をご覧ください。
▶共働き夫婦の家計管理|口座は一緒?別?おすすめの方法をFP目線で解説

夫婦でボーナスの使い方を話し合うポイント

ボーナスの使い方は一人で決めてしまうと、思ったより貯めていなかった等の摩擦が生まれることがあります。

そのため大まかなルールをあらかじめ夫婦で決めておくのがおすすめです。

ルールを決める際の3つのポイントを紹介します。

夫婦でボーナスルールを決める際の3つのポイント
  1. ボーナスの大まかな方針・目標を決める
  2. 大きな金額を使う自由枠だけ毎回話し合う
  3. ライフステージが変わったら方針を見直す

①ボーナスの大まかな方針・目標を決める

まず1つ目のポイントは二人で大まかな方針や目標を決めることです。

住宅や車の購入、投資に回すなど、用途は夫婦によって様々かと思います。

二人で今後のライフプランを話し合う際に、まとめて決めてしまうのではおすすめです。

②大きな金額を使う自由枠だけ毎回話し合う

2つ目のポイントは大きな金額を伴う自由枠だけ毎回話し合うことです。

目標や方針以外は自由に使っていいとはいっても、あまりに大きな金額を一気に使うと、パートナーから不審がられる可能性があります。

自由に使っていい枠の中でも、かなり大きな金額が伴う買い物などは少し相談しながら使うのがおすすめです。

③ライフステージが変わったら方針を見直す

3つ目はライフステージが変わったら方針を見直すことです。

目標や方針は一度決まればずっとそのままではなく、住宅の購入、出産に伴う休職や転職、家族構成の変化など、ライフステージによって変わっていきます。

ライフプランに合わせて必要な金額から逆算し、その都度方針を見直すことが重要です。

ボーナスで「やってはいけない」3つの使い方

話し合うポイントと合わせて、やってはいけないパターンも押さえておきましょう!

ボーナスで「やってはいけない」3パターン
  1. 入った瞬間に「とりあえず欲しいもの」を買う
  2. なんとなく全額そのまま貯金しておく
  3. なんとなく全額NISAに入れてしまう

それぞれ解説します。

① 入った瞬間に「とりあえず欲しいもの」を買う

ボーナスが入ったらまず「ずっと欲しかったアレを買おう!」となる方は多いと思います。

欲しいものを買うこと自体は悪くありません。

ただ、目的なく入ってきた分だけ使ってしまうのは問題です。

毎回ボーナスを受け取るたびに「気づいたら残ってない」という状態が続くと、住宅・老後などの大きな目標に向けたお金がいつまでも貯まりません。

② なんとなく全額そのまま貯金しておく

「使うのが怖いし、とりあえず全額貯金」というパターンも多いです。

貯金自体は正解ですが、「何のために」「いくら貯めるか」という目的がないと、どこかのタイミングで崩してしまうことがよくあります。

また、全額を普通預金に置いておくだけでは、インフレによる実質的な目減りもゆっくりと進みます。

③ なんとなく全額NISAに入れてしまう

「ボーナスが入ったらNISA!」という方も最近は増えています。

NISAは非常に優秀な制度ですが、「なんとなく全額NISA」は実は危険なパターンです。

めぇちゃん
めぇちゃん

投資は「いつ使うか」によって正解が変わります。

例えば3年後に住宅を買いたい人が、頭金をNISAに入れてしまうと、いざ購入時に相場が下落していて、「頭金が足りない!」という事態になりかねません!

数年以内に使う予定のお金を投資に回してしまうと、必要なタイミングで元本割れしているリスクがあります。

「NISAに入れれば何でもOK」ではなく、目的に合った使い方をすることが大切です。

FPが考えるボーナス活用の5つの優先順位

では、ボーナスはどう使えばいいのか。

私の視点から、おすすめする5つの優先順位をご紹介します。

ボーナス活用の優先順位
  1. 生活防衛資金が不足していたら補充する
  2. 高金利ローン・奨学金の繰上げ返済を検討する
  3. ライフプランに基づいた「目標別の貯金」に充てる
  4. 長期目的の資金はNISAに追加する
  5. 夫婦で話し合った「使いたい枠」で楽しむ

順番に解説します。

優先順位①|生活防衛資金が不足していたら補充する

最優先で確認してほしいのが、生活防衛資金の残高です。

生活防衛資金とは、突然の出費や収入減に備えるための「手をつけない緊急予備資金」のこと。

目安は生活費の6か月分です。

生活防衛資金が共働きでも必要な理由
  • 出産・育休による一時的な収入減
  • どちらかが体調不良・休職になる
  • 転職・退職による収入の空白期間

共働き世帯は収入が2本あるので安心感がありますが、ライフイベントによって片働きになるリスクは十分あります。

まだ生活防衛資金が不足している場合は、ボーナスを最初にここに充てることを優先しましょう。

詳しくはこちらの記事もあわせてご覧ください。
▶共働き夫婦のお金設計ロードマップ|貯金・保険・投資の正しい順番をFP2級が解説

優先順位②|高金利ローン・奨学金の繰上げ返済を検討する

生活防衛資金が確保できたら、次は高金利ローン(借金)の返済を検討します。

繰上げ返済を優先的に検討すべきローンの目安
  1. カードローン・消費者金融(金利:5〜18%程度)
  2. 自動車ローン(金利:2〜5%程度)
  3. 奨学金(有利子型:2%以上)

一方で、低金利の奨学金や住宅ローンはどう判断するかが少し難しいところです。

以前は「住宅ローンや奨学金は金利は低いので、繰上げ返済より投資の方が有利」という考え方が一般的でした。

しかし、2025年以降の金利上昇局面では返済利率も上がってきており、一概に「投資の方が有利」とは言えなくなっています。

繰上げ返済については、自分が借りているローンの金利水準と、投資の期待利回りを比較して判断することが大切です。

繰り上げ返済については下記の記事も参考にしてください。
▶奨学金は繰上返済すべき?|200万を一括完済したFP2級の判断軸2つ

優先順位③|ライフプランに基づいた「目標別の貯金」に充てる

ローンの整理ができたら、次は「数年以内に使う予定のあるお金」をボーナスで補充します。

目標別貯金の具体例
  • 住宅購入の頭金(3〜10年以内に使う)
  • 車の購入・買い替え費用(2〜5年以内に使う)
  • 子どもの進学費用(数年以内に使う分)

これらは「いつ・いくら必要か」が比較的明確な資金です。

毎月の積立だけでは足りない分を、ボーナスで一気に補充するイメージで使いましょう。

優先順位④|長期目的の資金はNISAに追加する

③の目標別貯金が順調に積み上がっていたら、次は長期目的の資金を投資に回す番です。

老後資金など20年以上先に使うお金は、NISAを活用してコツコツ投資しましょう。

NISAへのボーナス活用パターン
  • つみたて投資枠:ボーナス月に積立額を増額設定可能
  • 成長投資枠:個別株・ETFをまとめて買い増しする
めぇちゃん
めぇちゃん

我が家の場合、NISAへの積立は毎月の給与から行っていて、ボーナスは貯金と役割を分けています。

ただし、ここで一つ注意があります。

「NISA枠を埋めることを目的化」してしまうのは避けましょう。

生活防衛資金や短期目標の貯金が不足している状態でNISA枠を優先するのは本末転倒です。

あくまでも「余裕資金」で、かつ「長期目的の資金」として投資に回すのが正しい考え方です。

NISAでの積み立てや高配当株については下記の記事もご覧ください。

▶楽天証券でNISAを始めた30代の実際の設定と積立銘柄を全公開!
▶高配当株の選び方|65銘柄を持つFP2級の必須条件4つを公開!

優先順位⑤|夫婦で話し合った「使いたい枠」で楽しむ

最後に残ったお金は、夫婦で楽しむための「使いたい枠」として使いましょう!

使いたい枠の具体例
  • 旅行・国内外の旅行
  • 欲しかった家電・ガジェット
  • 外食・特別な体験
  • 自己投資(資格・スキルアップなど)
めぇちゃん
めぇちゃん

①〜④をきちんとこなした上で使うなら、思い切り楽しんで大丈夫です。

「先に決めてから使う」ことで、楽しむときに後悔がなくなると思います!

実例|ボーナスの配分シミュレーション

では、実際どのように配分すればいいか、配分例で見てみましょう。

モデルケース
  • 共働き夫婦(共に30代・会社員)
  • 子ども:なし(将来的には検討中)
  • 生活防衛資金:すでに確保済み
  • 奨学金:完済済み
  • 住宅購入の頭金を将来的に貯めたいが、時期はまだ未定
  • 老後資金に向けた投資も並行して進めたい

この場合の配分例はこんな感じ!

優先順位用途金額割合
③住宅頭金・将来の購入費用の貯金20万円40%
④NISAへの追加投資(老後資金)20万円40%
⑤夫婦の「使いたい枠」10万円20%
合計50万円100%

ただし、この配分はあくまで一例です。

例えば、「住宅購入が3年以内に迫っている」なら③の貯金を増やし、「住宅はまだ当面考えていない」なら④の投資を多めにするなど、自分たちのライフプランに合わせて変えてください。

大事なのは「なんとなく使う」ではなく「目的を持って配分を決める」こと。

細かい比率が多少ズレても大丈夫です!

よくある質問

Q
Q. ボーナスをNISAに一括で入れるのと、毎月積み立てるのはどちらがいい?

長期的なデータでは「一括投資の方がパフォーマンスが良い」とされる場合が多いです。

ただし、「一括で入れた直後に下落したら心理的につらい」という方は、「ボーナス月に積立額を増額する」方法がおすすめです。

投資は長く続けることが大切なので、自分が無理なく続けられる方法を選んでくださいね!

Q
Q. ボーナスが少なめ(10〜20万円)の場合はどう考えればいい?

金額が少なくても考え方は基本的に同じです!

「生活防衛資金の補充→高金利ローン返済→目標別貯金→投資→使いたい枠」の順番で当てはめてください。

めぇちゃん
めぇちゃん

例えば10万円なら「8万円を住宅頭金の貯金に、2万円で夫婦で食事に行く」といったシンプルな配分で十分ですよ!

Q
Q. NISAをまだ始めていない。ボーナスはどう使えばいい?

まだNISAを始めていない場合は、焦って始めるより先に①生活防衛資金と③の目標別貯金を整えることの方が大切です。

家計の土台が固まってから、余裕を持って投資を始めた方がうまくいきますよ!

NISAの基本についてはこちらの記事をどうぞ。

新社会人はNISAをやるべき?初心者向けに始め方とメリットを徹底解説!

まとめ|ボーナスは「使う前に決める」が正解

それでは最後に本日のまとめです!

本日のまとめ
  • ボーナスの管理パターンは大きく3つ:①全額合算型、②各自管理型、③一括拠出型
  • 夫婦でボーナスの使い方を話し合うポイントは以下の3つ:①方針・目標を決める、②大きな金額を使う時は話し合う、③ライフステージごとに見直す
  • ボーナスでやってはいけない3つのNGパターンに注意する
  • ボーナス活用の5つの優先順位は以下の通り
  1. 生活防衛資金が不足していたら補充する
  2. 高金利ローン・奨学金の繰上げ返済を検討する
  3. ライフプランに基づいた「目標別の貯金」に充てる
  4. 長期目的の資金はNISAに追加する
  5. 夫婦で話し合った「使いたい枠」で楽しむ

ボーナスの使い方に「これが正解」という答えはありません。

大事なのは、「もらってから考える」ではなく「もらう前に決めておく」こと。

優先順位を一度決めてしまえば、毎回悩む必要もなくなります。

ライフプランに合った使い方をして、貯める・増やす・楽しむのバランスを上手に取っていきましょう!

それでは!また!

次に読むべき記事(内部リンク)

ABOUT ME
めぇちゃん
めぇちゃん
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
会社員歴10年以上の30代。
30代になって「お金の知識ゼロ」だった自分に気づき、FP資格を取得。
現在は共働き家庭で、家計管理からNISAを始めとした資産形成を実践中。
新入社員〜共働き世帯に向けて、自分が回り道した経験を発信しています。
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