クレカ積立でゴールドカードは年間いくら得する?3枚のカードを積立額別に徹底比較!
こんにちは!めぇちゃんです!
NISAでクレカ積立の設定をしようとしたとき、こんなことを考えたことはありませんか?

- ゴールドカードにすると還元率が上がるらしいけど、実際どのくらい得なの?
- 積立額が月いくらなら、ゴールドにする意味があるの?
- 結局どのカードが一番得なのか、数字で知りたい
「還元率1.0%」「ゴールドがお得」という情報は山ほど出てきますが、年会費を引いた後に手元にいくら残るかまで書いてあるものは意外と少ないですよね。
そこで、この記事では楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・三井住友ゴールドNLの3枚について、1年でいくら得になるのかを積立額別に計算してみました。
積立だけでもゴールドカードにすべきか悩んでいる方、ぜひご一読ください!
- 積立額別に、ゴールドカードで1年にいくら得になるのかが分かる
- 得する金額を自分で計算する方法が分かる
- 三井住友ゴールドNLの本当の判断基準が分かる
- そもそもゴールドカードにすべきかどうかが分かる
結論|積立額別・1年でお得になる金額一覧
まずは結論からお話しします!
各カードの獲得ポイント、及び通常カード(楽天カード/三井住友カードNL)と比べて、1年でいくら得になるかを計算するとこうなります。
| カードの種類 | 通常カード | 楽天ゴールド | 楽天プレミアム | 三井住友ゴールドNL | |
|---|---|---|---|---|---|
| 年間100万円未満 | 年間100万円利用 | ||||
| 還元率 | 0.5% | 0.75% | 1.0% | 0.75% | 1.0% |
| 年会費 | 無料 | 2,200円 | 11,000円 | 5,500円 | 無料 |
| 月の積立額 | |||||
| 3万円 | 1800 pt | 2,700 pt ▲1,300円 | 3,600 pt ▲9,200円 | 2,700 pt ▲4,600円 | 3,600 pt +1,800円 |
| 5万円 | 3000 pt | 4,500 pt ▲700円 | 6,000 pt ▲8,000円 | 4,500 pt ▲4,000円 | 6,000 pt +3,000円 |
| 7万円 | 4200 pt | 6,300 pt ▲100円 | 8,400 pt ▲6,800円 | 6,300 pt ▲3,400円 | 8,400 pt +4,200円 |
| 10万円 (上限) | 6000 pt | 9,000 pt +800円 | 12,000 pt ▲5,000円 | 9,000 pt ▲2,500円 | 12,000 pt +6,000円 |
プラスに転じるラインは次の通りです。
- 楽天ゴールドカード:月7.4万円から
- 楽天プレミアムカード:どれだけ積み立ててもプラスにならない
- 三井住友ゴールドNL:年100万円を達成できればプラス。
未達なら、どれだけ積み立ててもプラスにならない
見ての通り、三井住友ゴールドNLで年会費無料(年間100万円利用)に出来る人以外は、積立目的だけでゴールドカードに上げても、あまり得にはならないことが分かります。
以前の記事でもお話しした通り、積立目的だけでゴールドカードにするのではなく、普段の生活での使用方法も考えて、どちらが得かで決めることをおすすめします!
※以前の記事はこちら!
→楽天カードと三井住友カードNLはどっちがお得?
計算方法|得になる積立金額を出す方法
初めに、ゴールドカードに変更した際に、積立だけで1年間で得する金額の計算方法を説明します。
数字の出し方はシンプルです。
年間の積立額 × 還元率の差 − 年会費 = 1年で得する金額

この数字がプラスになればお得、という計算になります。
例えば楽天ゴールドカードで月5万円なら、
(5万円×12か月) ×(0.75%-0.50%)− 2,200円 = ▲700円。

意外と得にならないんだね…

そうなんです。
還元率の差が0.25%〜0.5%と控えめなので、還元されるポイントもあまり差がないんです。
上乗せされる還元率がそこまで大きくないので、年会費を上回るにはかなりの積立額が必要になります。
さらに効いてくるのが、クレカ積立でポイントが付くのが月10万円までという上限です。
この上限のため、積立額も無限には増やせないので、年会費が高いカードほど不利になります。
楽天ゴールドカード|上限まで積み立てで年間+800円
それでは具体的に各カードでどれだけ差があるのか見ていきたいと思います。
まずは楽天ゴールドカード。
楽天ゴールドカードの主なメリットは以下の4つです。
- 楽天証券のクレカ積立の還元率が0.75%
- 国内空港ラウンジが年2回まで無料
- ETCカードの年会費が永年無料(通常:年会費550円)
- 誕生月に楽天市場・楽天ブックスで+1%(上限2,000pt)
楽天ゴールドカードの場合、通常カードよりも積立還元率が0.5% → 0.75%に上がる代わりに、年会費が2,200円かかります。
そのため、ゴールドカードによって増えるポイント分が年会費を超える積立額(損益分岐点)は、下記の式から月々約7.4万円からになります。
2,200円 ÷ 0.25% = 年間88万円(月約7.4万円)
また上限の月10万円をフルで積み立てても、年会費を差し引くと1年で得するのは800円分ということになります。

ゴールドで上限いっぱいまで積み立てても、年間800円分程度しかお得にならないんです。
しかも積立額を上限に固定し続ける必要があり、途中で下げた瞬間にマイナスへ転落します。
ゴールドへ切り替えるのであれば、積立額だけでなく、国内空港のラウンジを使うか、ETCカードを利用するかなど、他のメリットも合わせて検討するのがおすすめです。
楽天プレミアムカード|他の特典も含めてのメリットで考える
次に楽天プレミアムカードです。
楽天プレミアムカードの主なメリットは以下の3つです。
- 楽天証券のクレカ積立の還元率が1.0%
- プライオリティ・パスの申し込み無料で、国内外の空港ラウンジが無料
(年間5回まで) - 楽天市場の基本還元率3%+火・木曜はさらに+1%
※楽天ゴールドカードにない部分のみ主に記載
プレミアムカードの場合、還元率は1.0%まで上がりますが、年会費が11,000円かかります。
そのためプレミアムカードのクレカ積立だけでプラスになるのは、下記の式から月々約18.3万円からになります。
11,000円 ÷ 0.5% = 年間220万円(月約18.3万円)

月18.3万円? ?
でもクレカ積立って月10万円までじゃなかった?

その通り。
プレミアムカードの場合、上限まで積み立ててもクレカ積立だけではプラスに届きません。
上限の月10万円を積み立てても上乗せ分は6,000円相当。
年会費11,000円に対して年5,000円のマイナスにしかなりません。
プレミアムカードにはゴールドカードにはないプライオリティ・パスの申し込み無料や楽天市場での還元率UPがあります。
あくまでそれら他の特典も使う前提で得になるかで考えるべきカードだと考えてください。
三井住友ゴールドNL|年100万円利用で最も高還元
最後に三井住友ゴールドNLです。
このカードだけは考え方が根本的に違います。
というのも、このカードのみ、年間100万円利用という1つの条件をクリアすることで、以下の3つのことが同時に変わるからです。
- 年会費5,500円が永年無料
- クレカ積立の還元率が0.75% → 1.0%
- 10,000ポイントの年間ボーナスが付く

三井住友ゴールドNLにも楽天ゴールドカードのような国内ラウンジ無料などの特典はあります!
それに加えて上記の特典があります!
これが達成できるかどうかで、年間6,000円のプラスか2,500円のマイナスに分かれます。
未達の場合と達成した場合を並べるとこうなります。
| 月5万円積立 | 月10万円積立 | |
|---|---|---|
| 年100万円未達(0.75%・年会費あり) | ▲4,000円 | ▲2,500円 |
| 年100万円達成(1.0%・年会費無料) | +3,000円 | +6,000円 |
未達の場合、還元率は0.75%までしか上がらないにもかかわらず、年会費は5,500円かかるため、上限まで積み立ててもプラスになりません。
一方、達成すれば年会費がなくなる上に10,000ポイントのボーナスも付くので、月10万円積立なら年間16,000円相当まで伸びます。

同じカードなのに、条件を満たすかどうかで年間▲2,500円か、+16,000円に分かれます。
ここまで振れ幅が大きいカードはなかなかありません。
楽天カードと総合比較するとどうなる
とはいえ、日常利用の還元率は楽天カード1.0%に対しゴールドNLは0.5%です。
そこで、積立以外も含めて比べてみましょう。
前提:年間100万円をそのカードで支払い、月5万円を積み立てた場合
(楽天市場のSPUや対象店舗の上乗せ還元は含めず、基本還元率のみで計算)
| 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 三井住友ゴールドNL | |
|---|---|---|---|
| 日常利用 100万円分 | 10,000pt(1.0%) | 10,000pt(1.0%) | 5,000pt(0.5%) |
| 積立分 | 3,000pt(0.5%) | 4,500pt(0.75%) | 6,000pt(1.0%) |
| 年間ボーナス | なし | なし | 10,000pt |
| 年会費 | 0円 | ▲2,200円 | 0円(100万円達成) |
| 合計 | 13,000pt | 12,300pt | 21,000pt |
まず楽天側を見ると、通常カードの方がゴールドカードより700円分多いという結果になりました。
これは先ほどの比較の通り、月5万円の積立では、ポイント上乗せ分で年会費2,200円をまかなえないためです。

楽天は「ゴールドに上げると、かえって減る」というケースがあるんですね。
一方、三井住友ゴールドNLは日常利用で5,000ポイント負けていても、トータルでは楽天カードより年8,000円ポイント多くもらえます。

ただし、この差を作っているのは積立の還元率ではなく年間ボーナスの10,000ポイントです。
積立分の差は、楽天カードと比べても3,000pt、楽天ゴールドカードとなら1,500ptしかありません。
つまりゴールドNLの本当の強さは「積立が1.0%」ではなく、「年会費無料+年100万円達成のボーナス」の方なんです。
- 年間100万円利用で10,000ポイント
- 国内主要空港+ハワイの空港ラウンジが無料
- 国内旅行傷害保険 最高2,000万円(通常NLは海外のみ)
- 利用可能枠が最大200万円(通常NLは最大100万円)
▶楽天証券とSBI証券はどっちがいい?FP2級が楽天証券を選んだ理由!
年100万円は月あたり約8.3万円。
食費・光熱費・通信費・保険料といった固定費と生活費をそのカードにまとめられれば、十分に届く金額です。
私が年100万円を狙わなかった理由
ちなみに私は、楽天証券で楽天カード積立をしています。
楽天カードと三井住友カードNLの比較記事でもお話ししましたが、カードを使い始めた当初から楽天経済圏で主に生活しているからです。
わざわざ全て三井住友ゴールドNLに変更するのも手間ですし、100万円達成できなければ、先ほどの表の通り、どれだけ積み立ててもプラスになりません。
それなら基本還元率1.0%の楽天カードを年会費無料で使う方がお得だと考えました。
「ゴールドにすべきか」は積立だけの話ではなく、家計の支払いや生活圏をどう設計しているかも含めた話だと思っています。
固定費の整理は、ぜひ固定費の見直しはどこから?の記事も参考にしてみてください。
計算より先に確認すべき2つのこと
ここまで数字の話をしてきましたが、計算する前に2点ほど、確認しておくべきことがあります。
①NISA口座は1人1口座しか作れない
クレカ積立のカードは、証券会社とセットで決まります。
- 楽天証券:楽天カード
- SBI証券:三井住友カードNL
つまり「還元率が高いからカードを変えよう!」と思ったら、証券会社ごと引っ越すことになります。
NISA口座は1人1口座。
変更は年単位の手続きになりますし、積み立ててきた資産は元の証券会社に残ります。

年間数千ポイントの差のためにNISA口座を引っ越すのは、手間を考えると割に合いません。
既にNISA口座があるなら、それに対応したカード一択です。
この記事の計算はあくまでも「これから始める人」向けだと思ってください。
証券会社の選び方は楽天証券とSBI証券はどっちがいい?の記事をご覧ください。
②還元率は「カードを作っただけ」では決まらない
この記事で使った還元率には、それぞれ条件があります。
まず三井住友カード(SBI証券)は、年間のカード利用額で判定されます。
| 年間のカード利用額 | 三井住友カードNL | 三井住友ゴールドNL |
|---|---|---|
| 10万円未満 | 0% | 0% |
| 10万円以上100万円未満 | 0.5% | 0.75% |
| 100万円以上 | 0.5% | 1.0% |

10万円未満だと、0%…!?

そうなんです!
積立金額によっては、カードを作って積立設定をしただけでは1ポイントも付きません。
次に楽天証券は、買っているファンドの代行手数料で判定されます。
- 代行手数料0.4%未満のファンド
→ 楽天カード0.5%/ゴールド0.75%/プレミアム1.0% - 代行手数料0.4%以上のファンド
→楽天カード・ゴールド・プレミアム一律1.0%
つまり、コストの高いファンドを買っている場合はゴールドに上げても還元率が1円も変わりません。

この記事の計算は、オルカンやS&P500などの低コストファンド(代行手数料0.4%未満)が前提です。
条件は変更されることもあるので、申し込む前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください!
楽天証券・楽天カードの公式サイトはこちら!
よくある質問
- Q. 途中でカードのグレードを変更できますか?
-
できます。
ただし切り替えのタイミングによっては積立設定をやり直す必要が出る場合があります。
日常の利用額が増えて、年100万円が見えてきたタイミングで検討するのが順当だと思います。
- Q. 家族のカードでまとめて積立できますか?
-
できません。
使えるのは証券口座と同じ本人名義のカードのみで、家族カードは対象外です。
共働きのご家庭は、夫婦それぞれのNISA口座に、それぞれ本人名義のカードを紐づける形になります(共働き夫婦の家計管理|口座は一緒?別?)。
まとめ|ゴールドへの切り替えは総合的に考える
それでは最後に本日のまとめです!
- お得になる金額は「年間の積立額 × 還元率の差 − 年会費」で計算できる
- 楽天ゴールドカードは上限の月10万円を積み立てて年800円のプラス。
- 楽天プレミアムカードは積立ではプラスにならない。他の特典と合わせてお得かどうか判断するカード
- 三井住友ゴールドNLは年100万円を達成すれば年間ボーナス込みで年16,000円相当。ただし未達なら還元率は0.75%止まりで年会費もかかり、どれだけ積み立ててもプラスにならない
- ゴールドへの切り替え判断は、積立額だけではなく、家計の支払いや生活圏をどう設計しているかも含めて考える
- すでにNISA口座があるなら、それに対応したカード一択
計算してみると分かる通り、クレカ積立の還元だけで年会費を上回るのはかなり難しいです。
ゴールドカードを検討するなら、積立の還元は「おまけ」と考えて、付帯特典を使うかどうかで決めるのがおすすめです。
そして忘れてはいけないのが、投資の成果を決めるのは還元率0.5%の差ではなく、「いくら積み立てて、何年続けたかが重要」だということ。

還元率で悩んで設定を先延ばしにするくらいなら、今持っているカードで今日設定してしまうのが正解だと思います!
まずは自分のNISA口座がどの証券会社にあるか、確認するところから始めてみてください。
それでは!また!
次に読むべき記事(内部リンク)
- 楽天証券とSBI証券はどっちがいい?FP2級が楽天証券を選んだ理由!
- 楽天カードと三井住友カードNLはどっちがお得?FP2級が徹底比較して実際に選んだ理由!
- 楽天証券でNISAを始めた30代の実際の設定と積立銘柄を全公開!
- 共働き夫婦の投資額はいくらが正解?目的別に”失敗しない決め方”を解説!
※投資を推奨するものではありません。投資するかどうかは自己判断でお願いします。
※本記事の内容は執筆時点(2026年9月)の情報をもとに作成しています。還元率・年会費・上限額・付与条件は変更になる場合がありますので、最新情報は各社の公式サイトで必ずご確認ください。
※記事内の試算は、記載した前提条件のみで計算した概算です。楽天市場のSPUや対象店舗での上乗せ還元、カードのその他の付帯サービスは含めていないため、実際の損得は異なります。ポイントは1pt=1円として計算しています。
