高配当株の選び方|65銘柄を持つFP2級の必須条件4つを公開!
こんにちは!めぇちゃんです!
インデックス投資に慣れてきた頃、こんなことを考えたことはありませんか?

- 積立に慣れてきたから、個別株もやってみたい
- 高配当株って気になるけど、銘柄をどう選べばいいの?
- 何銘柄くらい持つのが正解なんだろう?
私は楽天証券でNISAのつみたて投資枠を運用していますが、それに加えて成長投資枠で日本の高配当株を65銘柄保有しています。
以前の記事では「成長投資枠で日本の高配当株を少し持っています」と一言だけ触れていましたが、今回はその中身を全部公開します。
高配当株でつまずきやすいのは、やはり銘柄をどう選ぶかだと思います。
利回りの高い順に並べて上から買っていくと、業種が偏ったり、配当を減らす銘柄を掴んでしまったりします。
そこで今回は、私が実際に使っている選定条件を、MUST(必ず満たす)4つとWANT(できれば満たしたい)5つに分けて全部公開します!
- 私が高配当株の銘柄選びで使っている条件が分かる
- なぜ65銘柄まで分散しているのかが分かる
- 買うタイミング・買い増しのルールが分かる
- 配当を非課税で受け取るための注意点が分かる
結論|高配当株は「少額から・広く分散」
まずは結論からお話しします!
私の高配当株の運用方針は、次の通りです。
- 証券会社:楽天証券(かぶミニ/単元未満株)
- 証券口座:NISA口座のみ(成長投資枠)
- 保有銘柄数:65銘柄
- 平均配当利回り:約4.1%
- 買い方:最初は少額、その後は10~20%の値下がりで買い増し
- 開始時期:2025年の夏頃から
ポイントは「少額ずつ、広く分散して買うこと」。
楽天証券のかぶミニやSBI証券のS株など、1株から買えるサービスを使えば、数百円〜数千円から1銘柄を持てます。
それを利用して、1つの銘柄に賭けるのではなく、広く分散して持つことが重要です。

ちなみに始めたのは2025年の夏頃。まだ1年ちょっとです!
「長年やってきた人の話」ではなく、「始めて1年目の人がどう組み立てたか」として読んでいただければと思います。
なぜ高配当株投資もやっているのか
以前お話ししました通り、私はNISAでオルカンやS&P500を積み立てています。
このインデックス投資だけでも資産形成としては十分ですし、実際そちらが資産の土台です。
それでも高配当株を始めたのは、投資で増えたお金を「今すぐ使える現金」としても受け取りたかったからです。
インデックス投資は、増えた分を使うには売るしかない
インデックス投資で増えたお金を使おうとすると、一度売却する必要があります。
しかしインデックス投資は長期で持ち続けるからこそ、安定したリターンが期待できるものです。
途中で売ってしまうと、そのメリットがほとんどなくなってしまいます。

つまりインデックス投資だけだと、評価額は増えていても「今すぐ使えるお金が増えた」という感覚は薄いんですよね。
増えているのを画面で眺めているだけ、という状態になります。
高配当株は、増えた分が現金として入ってくる
一方、高配当株は配当金という形で、そのまま使えるお金が手元に入ります。
売却する必要がないので、長期保有を続けたまま現金を受け取れる、というのが一番の違いです。

でも結局、トータルのリターンで見ればインデックスの方が有利なんじゃないの?

それはその通りだね。
トータルリターンならインデックス投資の方が上だと思います。
私自身、資産の中心はあくまでインデックス投資です。
それでも高配当株をやっているのは、リターンでは劣っても今すぐ使えるお金として受け取れることに価値があると考えているからです。

同じ金額でも、今使えるお金と20年後に使うお金では、お金の価値も、使えるモノ・体験も変わってくると思います。
また実際に配当金が振り込まれると単純に嬉しいので、投資を続けるモチベーションにもなります。

なので、「インデックスか高配当株か」ではなく「インデックスに加えて」という位置づけです。
まずはつみたて投資枠から、というのは変わりません。
投資額そのものの決め方は共働き夫婦の投資額はいくらが正解?の記事をご覧ください。
私の銘柄選びの条件|MUST(必須)4つ
ここからが本題です。
私は銘柄を選ぶとき、条件をMUST条件(必ず満たす)とWANT条件(できれば満たしたい)の2段階に分けています。
まずはMUSTの4つから。
- 配当利回り3.5%以上
- 連続増配、または連続で減配していない
- 1セクターが20%以下、かつ1銘柄からの配当が全体の5%以下
- 過去10年以上、赤字がない
順番に解説します。
MUST①|配当利回り3.5%以上
まずは配当利回りの下限です。
私は3.5%以上をラインにしています。
高配当株と呼ばれる目安は3%以上とされることが多いのですが、私は少しだけ上に置いています。

ただし、利回りが高ければ高いほどいいというわけではありません。
というのも、「配当利回りが高い」には2種類のパターンがあるからです。
- 業績が安定していて、しっかり配当を出している株
- 株価が下がった結果、見かけ上の利回りが高くなった株
配当利回りは「1株あたりの配当 ÷ 株価」で計算されるので、株価が下がるだけでも数字は上がります。
あまりに利回りが高い株は、市場が「この会社は配当を維持できないかもしれない」と見ているために株価が下がり、その結果、高利回りである可能性もあるわけです。
そのため3.5%はあくまで足切りのラインで、ここから先は他の条件で絞り込んでいきます
MUST②|連続増配、または連続で減配していない
2つ目は配当の実績です。
見ているのは配当を減配せずに出し続けているかという一点です。
連続増配が理想ですが、日本株は米国株ほど連続増配株が多くありません。
そのため増配していなくても、減らしていなければOKとしています。

実はこの条件を必須にしているのは、過去の失敗からなんです…。
高配当株を始めてすぐの頃に、過去の減配を気にせずに買って大幅減配を食らったことがあります。
この経験から、この条件をWANTからMUSTに格上げしました。
条件を入れると候補はかなり絞られますが、高配当株は「配当をもらい続けること」が目的なので、減配しない会社を選ぶのは特に重要です。
MUST③|1セクター20%以下・1銘柄の配当5%以下
3つ目は偏りをなくすための条件です。
業種(セクター)と配当金の2つの軸で、割合の上限を決めています。
業種は東証33業種で20%以下
高配当株を利回り順に探していくと、業種がものすごく偏ります。
具体的には、銀行・保険などの金融、商社、通信、鉄鋼あたりに集中しがちです。
そこで私は、東証33業種の区分で1つのセクターが全体の20%を超えないようにしています。

なんで業種を散らす必要があるの?
同じ高配当株なら一緒じゃない?

同じ業種の株は、同じ理由で一斉に下がるからです!
例えば銀行株ばかり持っていると、金利の環境が変わったときに、まとめて全部が影響を受けます。
以前持株会とインデックス投資はどっちがいい?の記事でも触れましたが、1社・1業種に集中するのはリスクの取りすぎです。
高配当株も同じで、銘柄数を増やしても業種が偏っていれば分散になりません。
1銘柄からの配当は全体の5%以下
もう1つ、1つの銘柄からもらう配当金が、配当全体の5%を超えないようにしています。
こちらも目的は分散です。
業種を散らしていても、特定の1社に金額が集中していれば、その1社が減配しただけで受け取る配当が大きく減ってしまいます。

銘柄数だけ増やしても、金額が偏っていたら分散にはなりません。
「何銘柄持っているか」より「どういう比率で持っているか」の方が大事だと思っています。
目標の銘柄数はとりあえず50銘柄
セクター比を20%以内に収めようとすると、ある程度の銘柄数が必要になります。
そこで私は一旦、50銘柄を目標に探すようにしていました。
実際に銘柄を探していくと条件を満たす銘柄が意外と増えていき、結果、現在は65銘柄になっています。

今はとりあえず新しい銘柄を増やすのはやめて、既に持っている銘柄の買い増しに切り替えています!
これから始める方には、まず20〜30銘柄くらいを目安に、業種の偏りを見ながら増やしていくのがおすすめです。
MUST④|過去10年以上、赤字がない
4つ目は業績です。
過去10年以上遡って、赤字の年がないことを条件にしています。
配当は基本的に利益から支払われるものなので、赤字が出る会社は配当を維持しにくくなります。
10年という期間にしているのは、景気の波を一通り含められるくらいの長さだからです。

ちなみに過去の業績はIR BANKやバフェット・コードなどのサイトを見ながら調べています。
ここまでがMUSTの4つです。
1つでも満たさなければ、どんなに利回りが高くても買いません。
ルールを決めておかないと、高利回りを見た瞬間に判断が甘くなるので、ここは機械的にやることをおすすめします。
私の銘柄選びの条件|WANT(できれば)
MUSTを満たした銘柄の中から、さらに絞り込むときに見ているのがWANTの条件です。
- 配当性向80%以下
- 自己資本比率40%以上
- 営業利益率8%以上
- ROE(自己資本利益率)8%以上
- 売上高が右肩上がり
それぞれ何を見ているのかを簡単に説明します。
| 指標 | 意味・見ていること |
|---|---|
| 配当性向80%以下 | 利益に対する配当金の割合 高すぎると減配リスクが上がる |
| 自己資本比率40%以上 | 会社全体の資金のうち、返済の必要のない資金の割合 低すぎる(借金が多い)と不況時に配当を削りやすい |
| 営業利益率8%以上 | 売上高に対する本業で稼いだ利益の割合 本業でしっかりと稼げているか |
| ROE8%以上 | 株主が出した資金に対する純利益の割合 株主の出したお金を効率よく使えているか |
| 売上高が右肩上がり | 事業そのものが伸びているか |

特に私が重視しているのは配当性向です。
配当性向が高すぎる会社は、利益の大部分を配当に回している状態なので、業績が少し悪化しただけで配当を維持できなくなります。
MUST②(減配していない)と合わせて見ると、より減配リスクがあるかの参考になると思います。
これらはあくまでWANTなので、全てを満たしていなくても買うことはあります。
MUSTで足切りをして、WANTで優先順位をつける、というイメージです。
買うタイミングのルール|最初は考えない、買い増しは10〜20%下落
次は買うタイミングのお話です。
私はここもルールを決めています。
- 初回の購入:タイミングは特に考えない
- 買い増し:買ったときの株価から10〜20%下がったら買う
初回はタイミングを狙わない
まず初回の購入タイミングですが、最初に買うタイミングはそこまで考えていません。
理由はシンプルで「待っていると永遠に買えないから」です。
「もう少し下がってから」と思っているうちに上がってしまい、結局買えないまま終わる。
これを繰り返すくらいなら、最初は条件を満たした時点で買ってしまう方がいいと考えています。
なお最初に買うときは、1株ずつではなく5,000円分、1万円分といった金額を決めて買うのがおすすめです。
株価は銘柄によって数百円から数千円までバラバラなので、全部1株ずつで揃えると、株価の高い銘柄ほど比率が大きくなってしまいます。

とはいえ、銘柄数が少ないうちは多少バランスが崩れても大丈夫です。
買い増していく中で整えていけばOKだと思います!
買い増しは「買値から10〜20%下落+割合の範囲内で」
一方、買い増しには下記2つの基準を置いています。
- 買値から10〜20%下がったら買う
- 買うときはセクター20%・1銘柄の配当5%の枠内で限界まで買う
このルールを置いているのは、「ナンピン地獄」を避けるためです。

ナンピン地獄??

株価が下がるたびに「お得だ」と思って買い足してしまい、買い続けてしまう状態のことです!
高配当株は、これが本当に起きやすいと思っています。
株価が下がると配当利回りは上がるので、下がれば下がるほど高配当株はお買い得に見えてしまいます。
そのため株価が下がるたびに、同じ株を止めどなく買い続けてしまい、歯止めが効かなくなります。
それを避けるためにこのルールを決め、ルールの範囲内で買い増しすることを決めています。

ただ正直、ここ最近は株高が続いていて、ほとんど買い増ししていません。
「ある程度下がらないと買わない」というルールなので、やることがない期間が続くのもこの方針の特徴だと思っています。
高配当株のデメリット
ここまで自分のやり方をお話ししてきましたが、デメリットもきちんと書いておきます。
- 減配・無配のリスクがある
- 銘柄選びと管理に手間がかかる
- インデックス投資よりトータルリターンが劣る可能性がある
- 単元未満株では株主優待が受けられず、議決権もない
高配当株投資は基本的にアクティブ投資になるので、インデックス投資よりも銘柄選定や管理などの手間がかかります。
また単元未満株(100株未満)になることが多いので、株主優待も対象外になることが多いです。

これらを踏まえた上で、まずはインデックス投資で積立の習慣を作るのが最優先です。
高配当株はその上で余裕があればやるもの、という位置づけで考えてください!
よくある質問
- Q. 銘柄探しはどのようにやっていますか?
-
証券会社のスクリーニング機能で、配当利回りなどの条件を入れて絞り込み、そこから1社ずつ条件を確認しています。
それと合わせてIR BANKやバフェット・コードで今までの株価・利回りの推移や、今後の配当政策なども見て、総合的に判断しています。
- Q. かぶミニのスプレッド(コスト)はどう考えていますか?
-
今はそこまで気にしていません。
かぶミニは寄付取引なら手数料もスプレッドも0円ですが、リアルタイム取引だと0.22%のスプレッドがかかります。
ただ、これを気にしていると買える銘柄がかなり限られてしまいます。
他の証券会社と比べても手数料としては十分に低い水準ですし、楽天証券でNISA口座を持っている人が、これを理由にわざわざSBI証券で特定口座を開くほどの差ではないと思っています。
証券会社そのものの比較は楽天証券とSBI証券はどっちがいい?の記事をご覧ください。
- Q. インデックスはNISA、高配当株は特定口座、のように分けた方がいいですか?
-
分けなくていいと思います。
特定口座で運用すると、配当金にも20%の税金がかかります。
そのため利回り4.1%の銘柄でも、課税されると手取りベースでは3.3%程度まで下がります。
あくまでNISA口座でどちらも運用し、生涯枠の1800万円が埋まりそうになったら特定口座を考える、という順番でいいと思います。
なお、NISA口座で配当金を非課税で受け取るには、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定しておく必要があります。
ここが別の設定になっていると、NISAで買っていても配当に課税されてしまうので、一度確認してみてください。
まとめ|ルールを決めておくと、判断がブレない
それでは最後に本日のまとめです!
- 高配当株のポイントは「少額ずつ、広く分散して買うこと」
- MUST条件は以下の4つ
- 配当利回り3.5%以上
- 連続増配、または連続で減配していない
- 1セクターが20%以下、かつ1銘柄からの配当が全体の5%以下
- 過去10年以上、赤字がない
- WANTの条件は以下の5つ
- 配当性向80%以下
- 自己資本比率40%以上
- 営業利益率8%以上
- ROE(自己資本利益率)8%以上
- 売上高が右肩上がり
- 初回の購入タイミングはあまり考えず、条件に合えば購入
- 買い増しは「買値から10〜20%下落+割合の範囲内で買い増し」
- 50銘柄を目標に、まずは20〜30銘柄から始めるのがおすすめ
- あくまでインデックス投資が土台で、高配当株はその上の話
高配当株で一番大事なのは、銘柄を当てることではなく、自分なりのルールを決めて、それを守ることだと思っています。
条件を先に決めてしまえば、目を引く利回りを見ても判断がブレません。
まずは5,000円ずつくらいから、少額で試してみてください!
それでは!また!
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※投資を推奨するものではありません。投資するかどうかは自己判断でお願いします。
※記載の配当利回り・保有銘柄数は執筆時点(2026年8月)のものです。手数料・取引条件は変更になる場合がありますので、最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
