知識ゼロから半年でFP2級に合格|3級2か月・2級4か月で合格した独学法とは
こんにちは!めぇちゃんです!
FP資格に興味を持ったとき、こんなことを考えたことはありませんか?

- 働きながらFP2級って、独学で取れるの?
- どのテキストを買えばいいんだろう?
- 結局どのくらい勉強すればいいの?
私は30代になってから、社会人10年目を超えてもお金の知識があまりないことに気づき、結婚をきっかけにFPの勉強を始めました。
そして3級に2か月弱、2級に4か月、合わせて約半年で2級に合格しました。
いやいや、別に合格まで早くなくない?と思う方もいると思います。
が!せっかくなのでこの記事では、実際に使った教材と半年間のスケジュール、そしてFPを取って良かったことまで、お話ししたいと思います!
- 働きながらFP2級を独学で取るためのスケジュールが分かる
- 実際に使った教材や時間確保の方法が分かる
- 実技はどちらを選ぶべきかが分かる
- 実際に取って良かったことが分かる
結論|市販の教材は必要最低限でOK
まずは結論からお話しします!
私は半年、以下のような形で勉強していました!
- 基本的にインプットはYouTube、アウトプットは過去問サイト
- 2級から市販のテキスト・問題集を1シリーズだけ買い足す
- 勉強時間は決めず、空いた時間に出来ることをやる
基本的にYoutubeなど無料の教材で勉強しつつ、2級から少しだけ教材を買いました。

私は先に教材を買い過ぎると、やる気がなくなることが多いので…。
無料のものから始めて、必要になったら買い足すスタイルがおすすめです。
勉強時間も「毎日〇時間!」など決めず、空いた時間があればちょっと1テーマだけやる、みたいにしていました。
なぜ30代でFPを取ろうと思ったのか
そもそも、なぜこの歳になってFPを取ろうと思ったのか。
きっかけは、社会人生活が10年目を超えた辺りで感じた強烈な危機感でした。
10年以上も会社員をやっているにもかかわらず、毎月の給料から引かれている税金や社会保険について全く説明できないことに気づいたのです。
- 源泉徴収票って、どこをどう見るの?
- 税金ってどうやって計算されているの?
- 年末調整って結局なにしてるんだっけ?
- NISAやiDeCoって、やった方がいいの?

恥ずかしい話ですが、給与明細も「手取りの数字」しか見ていませんでした。
結婚を機に、これから2人でお金のことを決めていく中で「このままではまずい」と思いました。
そこでお金の知識をまるっと学べるものを探した結果、たどり着いたのがFPでした。
FPは、税金・社会保険・保険・投資・不動産・相続と、生活に関わるお金の話がひと通り範囲に入っています。
「どれか1つを深く」ではなく、「全体をまんべんなく」知りたかった私にはぴったりでした。
実際に使った教材はたったの3つ
それではここからが本題です!
具体的に私がどのように勉強していったのかのお話をしていきたいと思います。
まずは教材の話から!
私が使った教材は、次の3つです。
- YouTube動画(無料)
- FP過去問道場(無料)
- FP2級合格のトリセツ(テキスト・問題集)

実際に市販の教材を買ったのは2級の勉強に入ってからで、 3級は無料の教材だけでも十分合格できました。
それぞれについて順番に説明します。
①YouTube動画|インプット用
まず、インプットの大半に使ったのがYouTube動画です。

私はほんださんという方のYoutube動画で、2級まで一貫してインプットしました。
- 通勤中など、テキストを開けない時間に進められる
- 難しい言葉も多いので、説明してもらえた方が理解しやすい
- 無料なので、教材費が増えない
まずテキストの場合、落ち着いた環境でなければ使いづらいので、平日などにインプットの時間を確保するのが難しくなります。
その点、動画であれば通勤時間の電車の中などでも見やすいので、会社員でも時間の確保がしやすいです。
またFPは範囲が広く、難しい言葉も多いので、テキストを最初から読み込もうとすると1周する前に力尽きます。
そういう点でも、動画を使って言葉で説明してもらえる方が圧倒的に理解は深まると思います。

まずは動画で全体的にインプットして、次に問題演習をする。
この流れを続けることで理解のペースは上がりました。
②FP過去問道場|問題演習用その1
次に問題演習に使ったのが、過去問を無料で解けるFP過去問道場というサイトです。
- 無料で過去問を解ける
- 分野・期間を指定して絞り込める
- スマホで解けるので、すきま時間に進められる
- 間違えた問題だけを繰り返せる
まずは先ほどの動画でインプット→分野ごとに過去問道場で演習→間違えたら動画をチェック、という流れで進めました。
特に3級については、内容をそこまで深く問われないこともあり、このサイクルを回すだけで十分に合格できました。

ただ2級になると少し範囲が広くなるのもあり、次に紹介する教材も買いました。
③トリセツ2級|問題演習用その2
そして3つ目に使った教材がFP2級合格のトリセツ(テキスト・問題集)です。
2級の問題演習だけ、FP過去問道場だけでなく、この市販のテキストを買いました。
理由は、FP過去問道場だけだと分野ごとの問題範囲が広すぎたからです。
3級と2級は出題範囲こそ同じですが、2級はそれぞれの分野で問われる内容が少し深くなります。
その結果、過去問道場の場合、出てくる問題の幅が広すぎて、どこを優先して潰せばいいのか分からなくなりました。

問題がたくさんあるのって、いいことじゃないの?

3級は内容が深くないからそれでもよかったんだけどね。
2級は量をこなすよりも、問題集で絞られた重要な部分を何周もする方が効率的だと思います。
そこで、市販の問題集で重要な部分(よく出る問題)に範囲を絞り、それを繰り返す形に切り替えました。
テキストは、問題集で間違えたところを簡単に確認するために使っています。
半年のスケジュール|3級2か月弱+2級4か月
次に、実際のスケジュールです。
私の場合、3級から順番に受けていきました。
前半|3級はひたすらアウトプット
3級は範囲こそ2級と同じですが、問われる内容がそこまで深くありません。
そのためインプットに時間をかけるよりも、アウトプット(問題演習)に重点を置きながら、下記のサイクルを回しました。
- Youtube動画で、分野ごとに一通りインプット
- FP過去問道場でその分野の過去問を解く
- 間違えたところだけ動画で確認→②に戻る

個人的に3級は合格することより、6分野の基盤を頭に作ることが重要だと思っています。
ここが雑だと、2級で確実に苦しみます。
後半|2級は問題集を使って、絞って解く
3級に受かったら、そのまま2級の勉強に入りました。
2級もインプットを動画でやるのは同じですが、アウトプットのやり方を変えました。
- 演習の軸を、過去問道場からトリセツの問題集に移す
- 問題演習は分野ごとに常に全ての問題を解く
- 解けた問題のみチェックをつけ、間違えた問題にはチェックを付けない
- 全ての問題に3つチェックが付くまで、分野ごとに繰り返す。
先ほどもお話しした通り、2級は問われ方のバリエーションが増え、過去問道場では重点範囲が分かりにくくなります。
そこで問題集で絞られている重要な問題を何周もする形に切り替えました。
また、やり方も少し工夫しました。
よくあるやり方は「間違えた問題にチェックを付け、それを繰り返し解く」というやり方かと思います。
ただ、それだと間違えた問題の答えをただ覚えるだけになりそうでした。
そこで問題を解くときは常に分野ごとに全ての問題を解くようにし、解けた問題はチェック、解けなかった問題はチェックを付けないようにしました。
そして全ての問題に3つチェックが付くまで、分野全体を繰り返し解きました。
そうすることで常に分野全体を復習しながら、間違えた問題も重点的に解けるので、理解が高まりました。

上記のやり方はあくまで私の場合です!
あくまで一例として、やり方は人それぞれにお任せします!
「時間」で区切らず「空いた時間に出来る教材でやる」
上記のようなやり方だったので、「一日最低○○時間はやる!」みたいなことはほぼしませんでした。
時間で区切ると、どうしても無理やり勉強時間を確保する日が出てきて、ストレスになると感じたからです。
その代わり、時間で区切らず、空いた時間に出来る教材でやるという意識で時間を確保しました。
- 通勤時間:動画でインプット、もしくはFP道場で問題演習
- 家で空いた時間:テキストを使って問題演習
移動中にできることは移動中に。
机がないとできないことは家で。
このように分けて考えることで、無理なく勉強時間は確保しやすかったです。

「毎日◯時間」を掲げて挫折した経験がある方は、ぜひ一度試してみてください!
実技試験はどちらがおすすめ?
もう1つ、受験する人が必ず迷うのが実技試験の選択です。
FPの実技試験は、日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の2団体が実施していて、申し込む団体によって実技で選べる科目が変わります。
| 級 | 日本FP協会 | きんざい(金財) |
|---|---|---|
| 3級 実技 | 資産設計提案業務 | 個人資産相談業務 保険顧客資産相談業務 |
| 2級 実技 | 資産設計提案業務 | 個人資産相談業務 中小事業主資産相談業務 生保顧客資産相談業務 損保顧客資産相談業務 |
ちなみに私はこの違いに興味があったので、3級はきんざい(個人資産相談業務)、2級はFP協会(資産設計提案業務)と両方受けました。
結論から申し上げますと、専門業務がないのであれば実技はどちらでもいいと思います。

え、どちらを受けた方が簡単!とかないの?

問題形式に違いはありますが、こちらを受けるのがおすすめ!みたいなものはほぼないです。
きんざいの方が実技試験の種類が多く、どれを受けるかで出題される分野が変わります。
そのため業務として専門分野がある場合は、その分野を受けるのがいいと思います。
ただ私のように全般知識を学びたいという場合には多くの人が
- FP協会の資産設計提案業務
- きんざいの個人資産相談業務
のどちらかを選ぶと思います。
| 試験名 | 日本FP協会 資産設計提案業務 | きんざい 個人資産相談業務 |
|---|---|---|
| 出題分野 | 6分野全て | 保険以外の5分野 |
| 問題数 | 大問10題 計40問 | 大問5題 計15問 |
| 試験時間 | 90分 | 90分 |
| 合格点 | 100点中60点以上 | 50点中30点以上 |
出題分野や問題数はきんざいの方が少ないのですが、難易度的にはどちらも差はありません。

強いて言えば、きんざいの方が問題数が少ないので、早く解き終わるかな~くらいです。
試験については実技よりも学科の方が難易度が高いので、学科重視で実技は好みで申し込むのでいいと思います。
取ってよかったこと|家計に直結した知識3選
最後に、FPを取ってよかったと感じたことのお話をしたいと思います。
FPの勉強をして一番大きかったのは、資格そのものより「知らないまま損をしていたこと」に気づけたことでした。
特によかったこと3つを挙げます。
①健康保険は医療費が減るだけの制度ではない
1つ目は健康保険の内容です。
健康保険といえば「窓口3割負担」のイメージしかありませんでしたが、実際には高額療養費制度や傷病手当金などもあります。
つまり、大きな病気で高額な治療費がかかっても自己負担には上限があり、働けない間の収入もある程度は補われる、ということです。
これを知ってから民間の医療保険に対する考え方が変わり、必要な保険にのみ加入する意識が出来ました。
▶ 無駄な保険に入ってない?みんなが入っている最強の保険「健康保険」をわかりやすく解説!
②学生納付特例は「免除」ではなかった
2つ目は学生のころに手続きした年金の学生納付特例です。
私はずっと「払わなくてよくなった年金」だと思っていました。
でも実際は、これはあくまで免除ではなく猶予です。
つまりそのままにしておくと、その期間分だけ将来の年金額は減ります。
しかも、10年以内なら追納できるということも初めて知りました。

「免除されてラッキー」と思っていたら全然違いました。
個人的には追納できるなら追納した方がいいと思います。
▶ 年金とは?いくらもらえる?3階建て構造と公的年金をわかりやすく解説!
③税金の決まり方を知ると、会社員でもできることが見えた
3つ目は税金の決まり方についてです
所得税は「収入」ではなく「所得」にかかり、そこから各種の控除を引いた金額に税率がかかります。
この構造が分かると、会社員にもできる節税方法があることが見えてきます。
そこから、ふるさと納税だけでなく、医療費控除やiDeCoなども意識して行うようになりました。
▶ 所得税はどうやって決まる?所得税について新社会人向けに基本を解説!
よくある質問
- Q. 3級を飛ばして、いきなり2級から受けられますか?
-
受験資格を満たしていれば可能です。
ただし、個人的には3級から受けることをおすすめします。
3級で各分野の基礎をしっかりとつかんでおくと、2級の理解が早くなるので、3級から受ける方が近道だと考えています。
- Q. 合格したら仕事に役立ちますか?
-
私の場合、仕事は別の業務をしているので、仕事で直接使う場面はほとんどありません。
仕事どうこうよりも、自分の家計管理などに圧倒的に役に立ちました。
固定費の見直し、保険の考え方、NISAの使い方など、色々な考え方を知れたのが一番良かったと感じています。
まとめ|まずは無料の教材から始めよう
それでは最後に本日のまとめです!
- 基本的にインプットはYoutube動画、アウトプットは過去問サイト
- 2級からは範囲を絞るため、トリセツの問題集を繰り返すスタイルに変更
- スケジュールは3級に2か月弱、2級に4か月、合計約半年
- 勉強時間は決めず、空いた時間で出来る教材でやる
- 実技試験は正直どちらの団体でもOK
- 一番の収穫は資格そのものより、知らないまま損をしていたことに気づけたこと
FPの勉強で必要だったのは教材の数でも、まとまった勉強時間でもありませんでした。
空いた時間に使える教材でインプットとアウトプット。
あとは、それを繰り返すだけです。
もし今、少しでも「お金のことが分からない」と感じているなら、その感覚があるうちにぜひ始めてみてください。
それでは!また!
次に読むべき記事(内部リンク)
- 社会保険とは?初心者向けに基本を解説!【全体像・ガイド】
- 所得税はどうやって決まる?所得税について新社会人向けに基本を解説!
- 固定費の見直しはどこから?|誰でも月1万円節約できる、おすすめの固定費削減6選!
- 新社会人はNISAをやるべき?メリット・始め方・証券会社の選び方をFP2級が解説
- 持株会とインデックス投資はどっちがいい?FP目線で徹底解説!
※本記事は私自身の受験経験(2025年8月に2級合格)をもとにした記録です。
※**試験の実施方式・受験資格・受験手数料・申込方法は変更される場合があります。**受験を検討する際は、必ず日本FP協会および金融財政事情研究会(きんざい)の公式サイトで最新情報をご確認ください。
※教材の内容・改訂状況は執筆時点(2026年9月)のものです。購入前に最新版かどうかをご確認ください。
